デルヴォー兄さん

埼玉県立近代美術館に行って来ました。気づいたら夕方で、閉館ギリギリの入館になってしまいました。今回のお目当ては、『ポール・デルヴォー展~夢をめぐる旅~』。

 

デルヴォーの絵に漠然としたシンパシーを感じていたものの、深く知るチャンスが無かったのでいい機会でした。ああ、やはり、私の好みでした。誰もが内側に持っている、プリミティブなイメージ。色っぽくて、ある意味不吉で、深みがある‥‥こういう絵は本当に好きです。筆やパレットの展示もあって、本当に素敵な展示会でした。もう一回、行ってみようかな~。ちなみに、私はこの埼玉県立近代美術館が、かなり好きです。

 

今日は、私が一番最後の退場のようでした。美術館を出れば、とっぷりと陽が暮れて、デルヴォーチックな夜になっておりました。