憧れの女

女優の岸田今日子さんが大好きです。

 

カメラを通した時の、あの存在感たるや!聖母のようであり魔性のようでもあり・・・。本当にいい女です。子どもの頃は、今日子さんがテレビに出てると、怖くてしょうがなかったですが(笑)。大人になってハマるものは、子どもの頃怖かったものが多いです。いわさきちひろさんの絵なんて、幽霊画か!ってなくらい恐ろしかったですし。ヘルマン・ヘッセなんて、幽霊小説のように怖かった。きっとそれらの作品には、美しさと毒が含まれていたのでしょうね。怖いけど気になる・・・そんな作品は魅力的です。

 

こういう作品が受けるんじゃないか?っていう打算的な考えで作品を作っていると、ふと虚しくなったりします。その虚しさは次第に、心の奥深くまで浸食してきて、苦しくてしょうがなくなります。売れたいとは思うけど、そこまでして売れなくていいんです。自分が納得しない方法で売れてもしょうがないんです。心が伴わない作品に価値なんかないです。甘い考えかもしれないですが、本当にそう思うんです。岸田今日子さんの小説を読んでいると、こうありたいという希望的見解が、ヌオ~と現れてきます。いい作品の前では、偽りの自分でいることなんか、出来っこないんだと思います。

 

近所のカルディーでセールをやっていたので、買いものしてきました。

 

全品10%オフ!コーヒーは半額!!半額って何ですかっ。安売りは良いですね~ボルテージが上がりますね~。最近舌が肥えて、コーヒーの味が大分分かるようになってきました。ちょっと前までは、インスタントコーヒーも何もかにも、全く分からなかったんです。料理に至っては、まだまだですが・・・。わたくし、大概の物を美味しいと思う人間です・・・。それはそれで、幸せな気もしてます。

 

さっそく、購入したコーヒーを夫と飲みます。う、うめ~よ。

 

娘はブラスバンドで、一日たりとも休みがないので、休日は夫婦だけで暮らしています。早々と老後生活を送っているような感じです。今日は天気が良くていいですね~。布団を干したり、ゴミの選別をしたり、家のことを沢山しました。家のことをすると、心がシャキッとして気分が晴れます。

 

明日からまた頑張れるよう、英気を養う休日でした。