プロット

ある日の夕焼け
ある日の夕焼け

昨日は一日中、プロットを打っていました。

これをしていると物語に入りこんでし まって、他の事がおろそかになります。下手をしたら、ただ打っていただけの一日ってことになります。漫画を描く事は、ごっそりと時間を費やす事で、時々怖 くなります。そのごっそりと費やした時間が、何かの形で報われればいいですが、必ず報われるものでもないですし‥‥。考えてみれば末恐ろしいことで‥‥。なので考えないようにします!

 

近藤ようこさんの『桜の森の満開の下』を読みました。素晴らしく美しい漫画でした。読者である自分も、山の中で妖しい時間を過ごした感じがします。とっぷりとした、何とも言えない心地いい感じ。コマと字がが大きくて見やすかったし。近藤ようこさんの漫画は、芯が強くて、説教臭くなくて、ほっこりしてて、怖くて、いいですね~。私も、奥深い漫画が描きたいな。モノローグとかほとんどなくて、みたまんまなのに、感情の流れもうつろいも分かるというような、そんな漫画が‥‥。